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学ぶ心。
2017年01月31日 (火) | 編集 |
「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である。
語らぬ石、流れる雲、つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史、
どんなに小さいことにでも、
どんなに古いことにでも、
宇宙の摂理、自然の理法がひそかに
脈づいているのである。
そしてまた、人間の尊い知恵と体験が
にじんでいるのである。
これらのすべてに学びたい。」


古いPHP新書の栞に書かれていた松下幸之助さんの言葉。
先日ふっと目に入り、それから毎日読むようにしている。
一代でパナソニックを作り上げた人の言葉。
これをどう捉えるかは「自分」次第。

「すべてに学びたい」

これはズシッと来る。
成功した人ですら、まだ「学びたい」と考える。
では、自分は?
私もまだまだ学びたい。
こういう言葉からも、日々の授業からも。

10年以上、塾講師として授業をしているが、一度も「今日はOK」と思ったことがない。
ほぼ「不足」、「あれが足りなかった」の連続。
想定通りに行ったことなんかない。

毎日、塾生と2人の息子に学ばせてもらっている。
「こう声をかけたら、笑顔になった」「こういう態度で接したら心を閉ざした」など。
だから、毎日「学ばせてもらっている」。

この仕事には「答えがない」。
数学や物理のように「解」というものは存在しない。
1人1人話を聞くときの姿勢が違う、心構えが違う、笑顔が違う。
だから、伸ばし方もアドバイスの仕方も変わってくる。
みんなバラバラ。
だから、毎日勉強。
塾生のことを、息子のことを、ついでに(?)塾の経営のことも。
もちろん、学術的なことも少しずつ取り戻し、向上させていきたいなあとも思う。

最近、中2以下の塾生が増えてくれた。
これもまた嬉しい。
またその生徒のことを学んでいきたいと思う。


というわけで、明日も教室で待っています。
一緒に勉強していきましょう。


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今年度ラストの道コン。
2017年01月28日 (土) | 編集 |
中3の最後の道コンが終わりました。
みんな、よくがんばりました。

志願変更した人も、変更せずに覚悟を決めた人も、あと1ヵ月。
最後の最後まで気を抜かず、かつ楽しく、がんばっていきましょう。

明日はお休みです。
中1・中2のみなさんにとっては学年末試験前にゆったりできる最後の日曜日。
ふー、とひと息ついて明後日からエンジン全開で行きましょう。

インフルエンザも流行ってきています。
手洗い、うがいは忘れずに。
人の多いところへ行くときはマスク着用で行ってくださいね。

月曜も教室で待っています。


倍率雑感。
2017年01月27日 (金) | 編集 |
北海道の公立高校の入試倍率が発表になりました。

上位校では札幌南1.3倍、札幌北1.4倍、札幌西1.6倍、札幌東1.4倍と軒並み高倍率。
特に「英数の傾斜配点」を導入したのに北高の倍率が上がったことには驚きました。
また、西高に随分と偏ったなぁという印象。東高のみ昨年よりも倍率を下げている(昨年1.5倍)ので、その分が西高へ移動したのかと思います。
昨年1.8倍とあり得ない倍率だった旭丘が1.4倍。西高か旭丘かで迷った生徒が「1.8倍よりは…」と西高を選択したのかもしれません。

この他では月寒が1.5倍とかなりの高倍率。
こちらも東高とで迷った生徒が安全策を狙ったのかもしれません。

全体的に見て「より確実に受かりそうな高校へ」という受験生の意識が見えます。

さて、問題は東区。
裁量問題を導入した東陵は0.9倍と定員割れ。
丘珠は1.0倍(5名超過)、東豊も1.0倍(13名超過)。
さらに、今年度まで160名募集する開成中等の後期日程も0.8倍と定員割れ。
つまり、東区の受験生は上位層も中位層も区外に出て行ってしまっているということ。
これは大問題だと思うのです。
「東区の公立高には魅力を感じない」という受験生が大半を占めているということに他ならないのですから。
各高校の先生はこの事態をどう捉えているのでしょうか。
聞いてみたくなります。

もう一つ、「公立よりも私立」という考えが広まっているのかもしれないなと分析しています。
昨年が石狩管内の受験生18878名に対し公立志願者が15020名。
3858名は公立以外を志望したということです。
今年は受験生19208名に対し公立志願者が15086名。
4122名が公立以外を志望しています。
受験生の増加分(330名)が、ほぼ公立以外の受験生の増加分(264名)になっていることを考えると、「私立の方が」と考える生徒・家庭が増えているということなのかもしれません。
事実、うちの教室でも昨年は私立単願は1名でしたが、今年は3名に増えています。
塾内トップの生徒ですら「公立は魅力を感じないから」と私立単願にし、今日合格通知が来たそうです。

こういう流れを見ると、「高校も塾と同じなんだろうなぁ」と思います。
親や学校の先生、塾の先生に薦められた高校へ行く時代はもう終わり。
各高校の指導方針や校風、先生を見て、受験生が「主体的に」高校を選ぶ時代となったのでしょう。
だから、受験生に「魅力を感じない」と思われた高校は倍率減や定員割れということになるのかなぁと思います。
これは私立高校でも同様でしょう。
むしろ私立高校の方がより塾に近いと思います。

だからこそ、公立高校も私立高校も、われわれ塾も、より各生徒の実力を伸ばす工夫を、真剣に話を聞く機会をしっかりと持っていくことが生き残るために必要なんでしょう。

私は、がんばります。


明日は9:00から中3道コンです。
受験するみなさんは遅刻しないように。
13:40までかかるので、おなかが空く人は軽食の準備をして来てください。
14:00からは漢字検定です。
こちらも受験する人は遅刻しないでくださいね。

明日の授業開始は16:40です。
これより前の時間は教室に入れませんので注意してくださいね。

それじゃ、明日も教室でがんばりましょう。


ちょっと緊張。
2017年01月26日 (木) | 編集 |
明日は公立高校の倍率発表日。
ちょっと緊張しています。

昨年は「倍率はどうあれ、受験校は変えない」と合格可能性が低い生徒も言っていたので「まあ、ライバルが多いか少ないかだけだなぁ」と思って発表を待っていたのですが、今年は「倍率次第で変更もある」という生徒もいるので、ドキドキしています。

あの高校やこの高校はどうなるのか…。
明日の午前10時をドキドキしながら待とうと思います。

中3生には入試の過去問を積極的に取り組んでもらっています。
ここからは実戦練習→復習→また実戦練習が一番効果が高いと思うのです。
あとは土曜に行う今年度最後の道コンでどれだけ取れるか…。
不安と期待と半々です。

中2生は今の時期から「来年を意識」するように話をしています。
今日も何人かが「あの高校は…」と話していたので、少しずつ意識は高くなっているのかなぁと。
スタートは早い方が良いですからね。
あとは、途中でバテないようにです。

明日は漢検の前日でもあります。
今日も受験予定の生徒は練習をがんばっていました。
あと1日。
もうちょっとだけがんばりましょう。

それでは、明日も教室で待っています。
がんばっていきましょう!

受験生よりも…。
2017年01月25日 (水) | 編集 |
今日も多数の生徒が出席。
なかでも中2の生徒が全体的によくがんばっている感じがします。
もちろん、中3や高3の出席者も多いのですが、それ以上に出席率が高いんですね。

今日は最長で5時間やっていった中2の生徒も居ました。
受験生よりも勉強しているんじゃ…(苦笑)。
そういえば、高1の塾生も学校の個人懇談で「受験生並みに勉強していますね」と言われたそうです。
うちの塾生は偉いもんだなぁと感心します。

うちの塾は「通い放題」ですが、出席に強制はありません。
出席したいだけ、出席してくれます。
もちろん来る予定の日に来ないときは連絡しますが、それ以外はほぼ「自由参加」なんですね。
それでも塾生は、3時間、4時間、5時間と勉強してくれています。

正直な話、教室の大きさや先生の多さなどでは大手塾には勝てません。
でも、うちの塾生は授業時間になったら一斉にビシッと集中してくれます。
それまで爆笑していたとしても、「はい、それじゃやるよ~」と声をかけたら、みんなが「シーン」として、問題に取り組みます。
一斉に。
嘘じゃないですよ。
塾生のみなさんはわかっていますよね。

それで、50分の授業時間でうるさくなることはありません。
たまに私が言った言葉に反応して笑う塾生はいますが(笑)。
でも、すぐに切り替えられる。
これがうちの塾生の強さであり、すごいところだと思います。

良い勉強とは「能動的な勉強」です。
やらされる勉強では本当の実力は伸びません。
だからこそ、うちの塾生は偉い。
「通い放題」の塾に来る、ということだけで「勉強しよう」と思って来てくれていると言うことだからです。
勉強する気がなければ「来ない」し、「やめてしまう」のですから。

塾生のみんなには感謝感謝です。
何より「来てくれる」=「勉強しようという意志がある」ということが嬉しい。
明日もがんばっていきましょう!
教室で待っています!


憤りと感謝と。
2017年01月23日 (月) | 編集 |
3年と7ヵ月前、私は激しい憤りを感じていました。
人を信じるのがバカらしくなるくらいに。

今は、その憤りは感謝に変わりました。
ああいうことになったことが、この教室を生み、そして、今日も元気に来てくれた塾生たちと出会えることにつながったから。

ウスイ学習教室に通ってくれている塾生のみんな、塾生を支えてくれているご家族の皆様、教室に教材を提供してくれている業者の皆様、そして私の家族。
すべての人に、「ありがとう」。

明日も、楽しく、どんどん勉強していきましょう!
いろんなことに挑戦です。
今日も問題を解くスピードが上がったなぁと感じることが多く、私もみなさんの成長が嬉しいです。
明日ももっともっと楽しくいきましょう。

掴め、合格!挑め、その先へ!
明日も教室で待っています。


文部科学省の「運動部活動での指導のガイドライン」
2017年01月21日 (土) | 編集 |
今日も多くの塾生が教室に来てくれましたが、中2の何人かの生徒がだいぶ部活で疲れている様子でした。
ある生徒は「明日も早朝から部活です」と。

「それって、顧問の先生が『文部科学省のガイドライン』を知らないんじゃない?」とその塾生には話しました。

つい先日、ネットでニュースを調べていたら、
"「この部活動は長すぎる!」ブラック練習、変えさせた父親の執念 全権握る指導者、学校との戦いの記録"というニュースを発見。

そこでは、東京での事例が紹介されていましたが「月1日程度の休日」「帰ってくるとぐったりして寝てしまい、深夜に起きて宿題」ということで、この生徒の父親が改善を求めて学校側と戦った、というものでした。

その中で、「文部科学省の有識者会議が「週に2回以上」「大会参加などで土日に活動する場合は他の曜日で確保」という中学校の部活の休業日を設定している」との記述が。

で、私も文科省のHPで調べてみたところ、タイトルにある「ガイドライン」に、以下のような記述がありました。


"生徒が、運動部活動に活発に取り組む一方で、多様なものに目を向けてバランスのとれた心身の成長、学校生活を送ることができるようにすること、生涯にわたってスポーツに親しむ基盤をつくることができるようにすること、運動部活動の取組で疲れて授業に集中できなくなることがないようにすること等が重要です。
厳しい練習とは、休養日なく練習したり、いたずらに長時間練習することとは異なるものです。年間を通して、一年間を試合期、充実期、休息期に分けてプログラムを計画的に立てること、参加する大会や練習試合を精選すること、より効率的、効果的な練習方法等を検討、導入すること、一週間の中に適切な間隔により活動を休む日や活動を振り返ったり、考えたりする日を設けること、一日の練習時間を適切に設定すること等を考慮しつつ、計画を作成し、指導を行っていくことが必要です。"


これは何も運動部に限ったことではなく、文科系の部活でも同様だと思うんですね。
文科省には「運動部」という文字を消してもらって、部活動全般についてのガイドラインを提示してもらいたいものです。

で、問題は、「このガイドラインを札幌市の各中学の先生は知っているのか?」ということ。
もう一度、強調しておくと、
"厳しい練習とは、休養日なく練習したり、いたずらに長時間練習することとは異なるもの"であり、"一週間の中に適切な間隔により活動を休む日や活動を振り返ったり、考えたりする日を設けること、一日の練習時間を適切に設定すること等を考慮しつつ、計画を作成し、指導を行っていくことが必要"
なんですよ、顧問の先生。

これが守られれば、「部活で疲れて、眠くて…」という塾生も減る、のかなぁ…(苦笑)。
いずれにせよ、各中学・各高校の先生には、きちんと「文科省の指示」に従って、適切な部活動運営をしてほしいものです。


塾生のみんなは、来週もまたがんばっていきましょう!
教室で待っています。

満点の喜び。
2017年01月19日 (木) | 編集 |
火曜日にある生徒が「数学の休み明けテスト、満点だった」と。

今日も、別な生徒が「社会の小テスト、満点だった!」と。

「満点」という喜びは格別です。
すごく達成感を得られるし、自信にもなると思うんです。
だから、どんなテストでも「満点取りたいな」と思って勉強してみてほしい。
まずは小テストから。
どんどんレベルアップしたら、定期テストでも。

ちなみに、今日、「満点」と報告してくれた生徒は、5月時点では社会の小テストで3分の1も得点できなかった生徒です。
「やれば、できる」を体現してくれています。
自分の力を信じて。
明日もがんばりましょう。


まっすぐ。
2017年01月18日 (水) | 編集 |
ウチの塾生を見ていると「まっすぐだなぁ」と感じることが頻繁にあります。
今日は特にそれを感じた一日でした。

まっすぐに、
今週末に英検2級(!)受験を控え、全力で対策問題を解いていた小6の生徒、
学校が終わってすぐ、4時過ぎに教室に来て、そこから9時半までeトレを解きまくっていった中2の生徒、
こちらから指示しなくても、自分から中1の範囲の復習をする中2の生徒、
進路実現に向け、eトレやそれぞれの過去問に取り組む高3の生徒と中3の生徒。

みんな、とてもまっすぐだなぁと感心しました。

目標や目的に、四の五の考えず、「まっすぐに打ち込めること」。
とても素晴らしいことだと思います。
私も負けないように、まっすぐに自分の目標に挑まねば!

明日もがんばりましょう!
教室で待っています。


国語。
2017年01月17日 (火) | 編集 |
センター試験の結果がほぼ判明。
みんな、「国語」で大きく失点してしまいました。

講習中に実戦問題で何回も対策していた生徒も厳しい結果で、私も大分凹んでいます。

国語の難しいところは「これと言った解き方がない」こと。
現代文の読み解き方などの参考書もありますが、文章によって読み解くポイントがまったく違うので、確固たる解法がないのです。
結構、参考書も読んでいるのですが、全部に当てはまる解法はないのが現状です。

あれば、私が学びたい…。

文章に合わせて、読み解くポイントを「見抜く」しかないのでしょう。


私はそこそこ国語は得意な方です。
センター形式の問題でもまずまず正解できます。
「なんでわかるんですか?」と聞かれたときが一番困ります。
「え、う~ん、ここにこう書かれているけど、こういう意味ではないよね。だからこの選択肢は違うから…」という説明をして納得してもらうのですが、自分も「なぜそういう風に読めるようになった」のかは「わからない」のです。

よく「読書がいい」と言われます。
でも、正直に言って、私は中学時代も高校時代も大して小説などの本は読んでいませんでした。

「本をよく読んでいた」と言えるのは小学生時代。
友だちがいなかった(苦笑)ので、図書室にあった本を片っ端から読んでいました。
特に歴史のマンガは全部読みました。「真田幸村」とか「徳川家光」とか。
あと「星座にまつわる物語」とかも全部読みました。
マンガも大好きでした。
当時売っていた「コロコロコミック」とか「コミックボンボン」とかをよく読んでいました。
マンガは小学生から高校生まで大好きでしたね(笑)。
今でも読みます(苦笑)。

でも、「勉強の一環」として本を読んだことはなかったです。
単純に「おもしろいなぁ」「そうなんだ~」と思って読んでいただけ。
分野も偏りまくり。
もし、この当時の読書が私の国語の力の基盤になっているのであれば、「よくこんな読書で力がついたもんだ」と思います。

たった一つ、当時の読書から今の読書まで共通していることは
「想像できること」。
字だけの本では登場人物の外見や風貌などを「こんな感じなのかなぁ」と想像して読んでいました。
挿絵があるときはその人物なりを動かしてみて、挿絵がないときは完全に自分のオリジナルで。
だから、自分の読んだ本がドラマ化されたり映画化されると「え~…」という感想を持つときもあります。

また「How to 本」もよく読みました。
中学時代は柔道部だったのですが、(真面目に取り組んでいたときは)図書室の柔道の技の本を読んで、体の動きを「イメージ」していました。
実際に、そこで持ったイメージをもとに、一度もやったことのない「巴投げ」(結構難しい技)を部活中に一発できれいに決めて、周囲に驚かれたこともあります。
その状況を「イメージ」すること。
これも今でも変わらずやっていることです。

ということは、読書が国語の力を伸ばすということなら、私の国語の力は「想像」「イメージ」を持って本を読んだことで伸びたのかなと思います。


これはあくまで私個人の話で、全員に当てはまるものではないでしょう。
ただ、もし、私と同じ本の読み方で少しでも国語の力が伸びてくれる人が1人でもいれば幸いです。
「想像」「イメージ」とあとは「文章を読むのを楽しむこと」。
これから国語の力を上げていこうと考えている人はちょっとだけ試してみてください。


明日も教室で待っています。