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家庭で出来る国語力トレーニング。
2018年06月13日 (水) | 編集 |
今日は進学舎(道コン事務局)主催のセミナーへ。
「システム現代文」などの著者で東進衛星予備校の講師でもあった出口汪(ひろし)氏の講演を聞けるとのことで行ってきました。

日本の教育全体の話から始まり、さまざまな情報を得ることが出来ましたが、その中の一つに「日本人は『察してほしい』と思う。これが国語力の低下につながる」というのがありました。
具体的には、
「母さん、水」
と言うと、母親が水を持ってくる、というもの。
この「単語だけの会話」が国語力・言語力・表現力の低下につながる、というのです。

「何をどうしたいのか」をきちんと説明させる。

これが、表現力の向上につながるとのことなのです。

もう一つ、こんな話もありました。
「レベルの高い生徒に『この文章の内容を、みんながわかるように説明してごらん』と言うと、うまく説明できないこともある。
そのときに「『あれ、わかってたんだよね』と問いかけると、彼らもプライドがあるので『いや、うまく言えなくて…』と返ってくる。
これでは永遠に記述問題は解けるようにならない。」
とのこと。
「自分の中で整理して、きちんと論理立てて説明できるようになれば、記述問題は書けるようになる」そうです。
うーん、確かに。

私も今まで漠然と「国語は実力アップに時間がかかる」「文章を読んで内容を理解して…」と考えてきましたが、いろいろと「なるほどなぁ」と聞き入ってしまう話が多かったです。
それは、また「ウスイ通信」などでも書いていこうと思います。

上記の話を聞いて、「家でも出来るなぁ」と思ったことが、
「単語での会話をせず、『誰がどうしたいのか』、『誰がどうしてほしいのか』をきちんと言う、言わせる」こと。

うちの子どもたちも、「パパ、コーンフレーク」などと単語で話をしてくるのですが、私は「コーンフレークがなんなの?」と返します(笑)。
もちろん「コーンフレークが食べたいから出してほしい」ということなんでしょうが、自分の口で言わせるようにしています。
それこそ、子どもたちにしてみれば「わかるでしょ」「察して」という気持ちなんでしょうが、きちんと言うまで用意しません(笑)。

実は塾生についても同じように接しています。
結構、じーっとこちらを見て「目で訴える」生徒もいます。
「察して」「助けて」と言わんばかりに。
でも、本人が「先生」と声をかけてくるまで、私は知らんぷりをしています。
「察して」では成績は上がらないのです。
「自分から発する」ことが大事。
私は塾生のみんなが自分から声をかけてくれるのを待っているのです。

論語にもこうあります。
「憤せずんば啓せず。悱(ひ)せずんば発せず。」
(相手が心の中から答えを求めている状態にならないとヒントはあげない。うまく言葉に出来ずイライラするくらいにならないと手を差し伸べない。)
うまく言葉にできないなら、一緒にトレーニングしてきましょう。
そのためにも、塾生のみんなには、ぜひ「自分から発してほしい」のです。

家でも「自分はこうしたい」「自分はこうしてほしい」ということをきちんと伝えられるようにしていきましょう。
もちろん「自分が、自分が」だけではケンカも起こります。
そこは「相手の話もきちんと聞く」ことも学んでいきましょう。
なんだか、道徳の授業のようになってしまいました(苦笑)。


明日は小学生の国語の授業があります。
早速、今日得た知識を小学生のみなさんに伝えていきたいと考えています。
明日も教室で待っています。


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